自信がないと英語に対して思う5つのわけ

人間の心理

自信がないと英語に対して思う5つのわけ外資系の会議に限らず英語で会議だとか、小学校から英語必修であるとか、どこを見渡しても「英語、英語」と叫ばれており、こんな世の中では生きていく自信がないとつい感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

今、学生生活を終えている人でも最低3年。長い人なら10年以上は英語の勉強をしているはずなのに、ほとんどの人が英語に対して自信がないと思ってしまうのにはそれなりの理由があります。どんなところにそのわけがあるのか探ってみることにしましょう。


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自信がないと英語に対して思う5つのわけ

 

文法にとらわれすぎ

冷静に考えてみれば、欧米諸国の子どもたちは何も考えず(と言っては失礼ですが)英語を話しているわけです。子どもたちに話せる英語が大人に話せないというのは本来ならあり得ないことですが、現実にはそういうことが起きています。

学校の英語教育にも問題があるのですが、受験のために文法に重きを置いて英語を学んでいること。これが厄介なのです。確かに文法を知ることは大切ですが、普段日本語を話す時に文法を意識している人はどれぐらいいるでしょうか?皆無に等しいことでしょう。こうした文法という形式にとらわれすぎて、考えすぎてしまうことが英語に対して自信がない理由の一つなのです。

 

翻訳しすぎ

英語でゆっくりわかりやすく簡単な会話で話しかけられたと仮定しましょう。この時、相手の話している英語をまず頭の中で日本語に訳す作業をしていませんか?そして訳せたところで、今度は自分の話したい言葉を日本語から英語に翻訳して…。

この脳内作業工程。短文で済む会話ならばまだよいですが、長文になった時にはおそらく混乱するでしょう。もはや会話のスピードという体をなさないことになります。

これも学校英語の弊害と言えるでしょう。いきなり英語を英語で即返すということは難しいでしょうが、相手の話している中でポイントになっている単語だけをピックアップし、その単語に対してYESかNOか。あるいは数や色を聞いているのか。まずはそれだけ考えることに集中してみましょう。

 

視野が狭くなる

英語で話さなければという思いばかりが強くなり、今自分がどういった場所でどういった状況の話をしようとしているのか、周りの風景が見えなくなることがあります。そして自身が何を話しているのか全く見えなくなってしまう。これも英語に対して自信がないという気持ちを増幅させます。

英語を話すことにとらわれず、まず自分の足元をしっかり見て、そして周りを見渡すこと。これが大事です。ケースバイケースやTPO。そういったことを意識する方が、相手に伝えたいことがより伝わりやすくなります。

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開き直れない

そもそも母国語が英語ではないのですから、苦手で当然という開き直り。これが意外と大事です。つい「英語は苦手だから」「英語は自信がない」という会話の枕詞にしてしまいがちですが、それを消極的ではなく積極的に言ってしまえばよいのです。消極的になればなるほど言葉はますます出てこなくなります。

苦手であるということを前提にして、後は知っている単語やジェスチャーを交えて話していくだけでも、それなりに意思の疎通はできるはずです。肝心なのは英語で話すことではなく、自分の意思を伝えることなのですから。

 

恥ずかしがり

日本人の美徳といえば美徳ですが、やはり英語を話す上でこの「恥ずかしがる」ということが一番のネックなのでしょう。外国人に対するコンプレックス、間違えることを極端に怖がる、ジェスチャーが苦手などの要因が重なって、結局「英語は恥ずかしいから話さない、話したくない」という気持ちにつながるのです。

島国という地理が、日常的に他国の人と交わらない風土を作り上げているのですから、これは致し方のないこと。となれば、もう日本人であることを忘れるぐらいの気持ちが大事です。開放的に、陽気に。自らの気持ちをアメリカンするのが自信克服の近道です。

 

いかがでしたか?

それぞれお読みいただいて、個々に思い当たる節がそれぞれあったことと思いますが、一番難しいのは英語に対して自信がないのは当たり前のことという「開き直り」を持てるかどうか。そこではないかと考えます。

理解できないことが恥ずかしい、知ったかぶりをする、余計恥ずかしい目に遭う。そうなるぐらいならば、最初から苦手だし自信はないけど思い切って喋ってしまいましょう。ブロークンでも、単語だけでも、身振り手振りを交えてでも、一生懸命聞き取ろうとする、伝えようとする。そういう雰囲気が大事なのです。

正直母国語の日本語ですら正しく話せているのかどうかも怪しいのですから、英語だけキレイに喋ろうなどという厚化粧は不要です。繰り返しになりますが大事なのは伝えようとするキモチなのです。

 

まとめ

自信がないと英語に対して思う5つのわけ

・文法にとらわれすぎ
・翻訳しすぎ
・視野が狭くなる
・開き直れない
・恥ずかしがり

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