ニキビ治療でゲンタシンを使用する際に注意すべき7つのポイント

ニキビ治療でゲンタシンを使用する際に注意すべき7つのポイント

ニキビに対して即効性があると言われているゲンタシンという外用薬があります。薬局で気軽に購入でき、価格も300円くらいとお手頃です。

アミノグリコシド系の抗生物質の薬でステロイドは含まれていないので気軽に塗れるので、ニキビができたらこれ!と愛用している人も多いのではないでしょうか。ただ一概に良い事ばかりではないので、今日は使用する際の注意点についてお伝えします。


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ニキビ治療でゲンタシンを使用する際に
注意すべき7つのポイント

 

その1.効果があるのは赤ニキビや膿ニキビ

ゲンタシンはニキビの中でも赤ニキビや膿ニキビに効果があると言われています。ニキビの原因菌と言えば、毛穴内部で増殖して炎症を起こすアクネ菌が有名ですが、ニキビを悪化させる菌には黄色ブドウ球菌というものもあります。

黄色ブドウ球菌は常在菌の一種で健康な皮膚に対しては通常は無害ですが、アクネ菌などによって既に炎症が起こっていると、傷口などから黄色ブドウ球菌が侵入してしまい、菌を増殖させてしまうことがあります。黄色ブドウ球菌はアクネ菌よりも激しい炎症を起こすのが特徴で、膿をもつようなにきびに悪化させるなど、治療を難しくさせる要因にもなっているようです。

ゲンタシンはニキビに関してはこの黄色ブドウ菌に対して殺菌作用があるので、主に膿をもった化膿性疾患に優れた効果効能を発揮する治療薬とされています。

反対に膿を持たない軽度の白ニキビ(角栓や汚れで毛穴が詰まっているニキビ)黒ニキビ(古い角質が毛穴に溜まって酸化して黒くなったニキビ)には効果が期待できません。ゲンタシンは赤く腫れ上がって膿がたまっているニキビに使用するようにしましょう。

 

 その2.使用方法

1日1回~数回洗顔後に化粧水などで肌を整えた後に患部に塗布するか、ガーゼなどに取って延ばしたものを貼り付けて使用します。塗り忘れたからと言って2回分を一度に使用することは禁止されています。ニキビができていない部分に予防のために使用してはいけません。(基本的に症状によって用法・用量は異なるため、必ず医師の指示に従うようにしましょう。)

 

 その3.使い過ぎると免疫が付いてしまう

即効性があり効き目があるということで長期間使用する人がいますが、長期間使い続けると病原菌が薬に耐えられるようになってしまって効き目が薄くなってしまうリスクもあります。ゲンタシンは外用薬であるため、内服薬よりも耐性菌を生み出してしまうリスクは極めて限定的ですが、抗生物質の安易な長期使用はできるだけ避けるようにするのが一般的です。本当にニキビが酷くて辛くなった時だけに使用するようにして、ニキビ一つあたり2週間程度までの使用に留めましょう。

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その4.使用してはいけない人

ニキビに悩む人なら誰でもゲンタシンを使用していいという訳ではありません。以下に当てはまる人は使用しないでください。

 ・以前、アミノグリコシド系の抗生物質やバシトラシンに対してかゆみや発疹などのアレルギー症状などの過敏症が出たことがある

・本人やその血縁関係に難聴がある

・妊娠もしくは授乳中

・腎障害や肝障害がある

・新生児もしくは高齢者である

・また以下の薬を使用している人(併用により危険があるため)

‐デキストラン、 ヒドロキシエチルデンプン等の血液代用剤
‐エタクリン酸、フロセミド等のループ利尿剤
‐バンコマイシン、 エンビオマイシン等の腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤
‐シクロスポリン、ホスカルネット、アムホテリシンB等の腎毒性を有する薬剤
‐パンクロニウム臭化物、ツボクラリン、 ベクロニウム臭化物、 トルペリゾン等の麻酔剤や筋弛緩剤
‐シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン等の白金含有抗悪性腫瘍剤

 

その5.副作用の恐れ

ゲンタシン軟膏は塗り薬タイプの外用薬なので内服薬として処方される抗生物質に比べると安全性の高い薬と言えますが、まれに副作用として発赤や発疹、腫れ、かゆみなどが現れることがあり、かえってニキビがひどくなることがあるそうです。また長い期間、広範囲に使用した場合にまれに起こる重い症状としては、耳鳴りやめまい、場合によっては難聴や腎障害を起こす恐れがあるそうです。

 

 その6.効かない場合はすぐに使用をやめる

ゲンタシンは有効な赤ニキビ・膿ニキビの治療薬と言われていますが、効くかどうかは個人差があります。長期間塗って徐々に効果が現れるというものではありません。自分には効果がないなと思ったら潔く使用を中止してください。

 

 その7.薬だけに頼らない

どんな病気でもそうですが、全て薬任せにするのはよくありません。ニキビができる主な原因は、食生活(油もの、甘い物、ナッツ類、アルコールの摂り過ぎ等)、ストレス等によるホルモンバランスの乱れ、便秘、ニキビの触り過ぎや皮膚が不衛生になっていることなどがいろいろ挙げられます。まずは自分の食生活や生活習慣を見直し、薬なしでもニキビを改善できるよう努力してみてください。

 

いかがでしたか?

ニキビはたくさんの人が持つ皮膚のトラブルで、市販の薬で手軽に治したいとついつい思ってしまいます。簡単に手に入りかつ即効性があるゲンタシンについ気軽に手を出したくなる気持ちもわかります。

とはいえ医療用医薬品ですので、注意事項は最低限守り、できれば医師や薬剤師の指示に従って使用するようにしましょう。

 

 まとめ

ニキビ治療でゲンタシンを使用する際に
注意すべき7つのポイント

その1.効果があるのは赤ニキビや膿ニキビだけ
その2.使用方法
その3.使い過ぎると免疫が付いてしまう
その4、使用してはいけない人
その5.副作用の恐れ
その6.効かない場合はすぐに使用をやめる
その7.薬だけに頼らない


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