ウソかホントか、背中のこりが胃腸の病気を引き起こす5つの理由

ウソかホントか、背中のこりが胃腸の病気を引き起こす5つの理由

長い時間、同じ姿勢でいると、肩から背中、腰のあたりがこって痛むという経験した方は少なくないと思います。こりのほとんどは筋肉の疲労が原因で、疲労物質が筋肉の中に蓄積し、神経を刺激して痛みを感じるのです。

ところが、内臓に疾患がある場合も、背中のこりとなって表れる場合があります。この場合はほぐしただけでは、一時的に痛みがやわらぐだけで、根本的にこりを取り除くことはできません。

では、背中のこりはどのような病気が引き起こすのでしょうか。


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 ウソかホントか、背中のこりが
胃腸の病気を引き起こす5つの理由

 

その1 胃腸の病気

背中や肩がパンパンにこったときに、気分が悪くなるという経験をした方はいませんか。肩や背中の血流が悪くなると、胃腸の働きが悪くなり、食欲不振、消化不良、胸焼け、吐き気といった症状が表れます。ひどくなると、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆のう炎などの病気になってしまうこともあります。

長い時間同じ体勢を続けることで筋肉が固まり、血流も悪くなりますので、頻繁に体勢を変えてみたりストレッチをしてみたりするのが良いでしょう。

また、ストレスを受けると体が緊張状態になり背中や肩にこりを感じるようになるので、適度にストレスを解消していくことが必要です。

元々胃が悪くて、背中にこりを感じる場合もあります。これは、胃の痛みを伝える神経経路と背中の痛みを伝える経路が、脊髄の同じ場所を通っているからです。

 

その2 腎臓の病気

 腰のあたりにこりを感じる場合は、腎臓の機能が低下している可能性があります。腎臓は血液中の老廃物をろ過し、尿として排泄してきれいになった血液を体内に戻す働きをする臓器です。腎臓に異常があると臓器が腫れあがり、痛みが表れます。腎臓からつながる神経と腰からつながる神経が同じルートであるため、腎臓の痛みを腰のこりだと感じてしまうのです。

塩分の摂りすぎに注意をし、カリウムを多く含む食材、例えば、りんごやイチゴなどの果物類や、かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜を多くとって、余分な塩分を排出しましょう。

 

その3 すい臓の病気

 すい臓が弱っていると、背中にこりを感じます。すい臓は血糖値を調整するホルモンを分泌したり、消化酵素であるすい液を生成する臓器です。すい臓に異常がある場合、腫れあがって臓器の表面の膜が引っ張られ、神経を刺激します。すい臓からの神経と背中の中央部分の神経は、脊髄内の同じルートを共有しているので、脳がすい臓の痛みを背中のこりだと感じてしまいます。

アルコールや脂を控え、消化を助けてくれるアミラーゼを多く含む食材(大根やキャベツなど)を摂取しましょう。

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その4 肝臓の病気

 右肩にこりを感じたときは、肝臓の機能が低下している可能性があります。肝臓は代謝や解毒といった、人間の生命維持に必要な多くの働きを行っています。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれています。これは臓器自体に感覚神経がないため、異常があっても痛みを感じないからです。しかし、臓器が腫れあがると表面が引っ張られることで神経が刺激されます。肝臓からの神経は右肩からの神経と同じルートなので、肝臓の痛みが右肩のこりとして表れることがあります。

肝臓はアルコールを分解するためにフル稼働しますので、アルコールを摂取した時に右肩のこりを感じる人は、肝臓に注意が必要です。肝臓に過度な負担をかけないためにも、お酒の飲みすぎには注意しましょう。

 

その5 子宮の病気

 女性の場合、生理の時に背中から腰にかけてこりを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ホルモンバランスの崩れによりホルモンが過剰に分泌されるため、生理の際に強い痛みを感じることがあります。この場合は、睡眠や食生活などを見直すことで生活習慣を改善し、ホルモンバランスを整えることで症状が良くなることがあります。

しかし、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮がんや子宮頸がんといった病気を患っている可能性もあります。背中のこり以外に異常を感じる場合は、婦人科系の病院での受診をお勧めします。

 

 いかがでしたか?

内臓やその周りにある組織から、脳へ痛みを伝える神経経路と、皮膚からの痛みを伝える経路が同じルートだと、内臓の痛みが背中などのこりとなって感じることがあります。これを関連痛といいます。

腰のこりを感じるのは、子宮や卵巣、腎臓などに異常がある場合で、背中や脇腹にこりを感じるのは、すい臓に異常がある可能性があります。

背中のこりや腰痛がなかなか治らず長く続く場合や、マッサージしたり体勢を変えたりしてみても痛みがやわらがない場合は、ただ筋肉が疲労してこっているわけではないという可能性もありますので、早めに病院で診てもらうようにしてはいかがでしょうか。

 

 まとめ

ウソかホントか、背中のこりが
胃腸の病気を引き起こす5つの理由

その1 胃腸の病気
その2 腎臓の病気
その3 すい臓の病気
その4 肝臓の病気
その5 子宮の病気


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