しっかり恋愛はしたいけれど自分に自信がない。容姿だったり内向的な性格だったり、どうしても自信のなさが前面に出てしまうことってありますよね。しかし、恋愛をする気持ちは誰しも平等に持っているはず。
それなのに、どうして自分に自身がないという気持ちになってしまうのか…。そんな気持ちのまま恋愛をしていると、恋愛そのものに本意でない現象が起きてしまいます。一体どういうことが起きるのでしょうか?
自分に自信がない恋愛をしていた時に
起こる5つのこと
機会損失
「私なんか」「僕なんか」。自分に自信がない人の典型的な口癖です。片思いであれ交際中であれ、この言葉をつい口に出してしまう、出さないまでもすぐに頭の中に浮かんでしまう。こういう考えが頭をよぎってしまう人は、恋愛における様々なチャンスを逃しがちです。
意中の人に声をかけられる絶好のタイミング。しかし「なんか」の一言が足を踏みとどまらせてしまう。するとどこからともなく意中の人にさり気なく話しかける人が現れて、自分はすごすごと撤退。結局勇気が出せなかった自分を後で責めてしまうのです。
疑心暗鬼
メールやLINEで返信がすぐに返ってこない。たったそれだけのことなのに、自分に自信がない人は、相手の状況を考える余裕もなく、自分のことばかり気にかけてしまいます。「何か怒らせるようなことを書いただろうか?」「返事がないということは嫌われたのだろうか?」「もう自分のことなんて何とも思ってないに違いない」まさに恋愛における負のスパイラルです。
「単に忙しいだけかもしれない」「元々筆不精な人だったはず」など、相手の立場にたって物事を考える余裕がないのです。結果、返信が来ないことを責める一文を送りつけてしまったり、「どうせ私なんか」の自己嫌悪に陥ったりしてしまいます。
うなずき人形
相手のいう言葉一つ一つにただただ同意するだけ。そこには何の自己主張も意志も持たないあなたがいます。どうしてそうなるのか。自分に自信がないから、ひたすら嫌われることだけを恐れる。嫌われないためには相手のいうことに一切逆らわないのが無難。そう考えてうなずき人形に徹するのです。
確かに何でもかんでもいちゃもんをつけるような、頭の悪い態度ばかりでは嫌われること間違いなしですが、相手も人間なのですから。あなたが何を考えているのか、自分が言ったことをどう受け止めてくれているのか。そういう部分を気にしないはずはありません。
自己主張のない恋愛からは何も生まれません。強いて生まれるものがあるとすれば、それはあなたに対する不安感だけです。
恋愛奴隷
イエスマンのうなずき人形であるうちはまだ幸せな方かもしれません。さらに自分に自信がない度合いが高まると、うなずき人形は奴隷へと変わります。何でも相手の言いなり。相手が人間的にしっかりしている人ならよいですが、なかなかそうはいかないもの。気がつけば「都合のいい女・都合のいい男」に成り下がっているのです。
それでも自分に自信がない人は、「大好きな相手が喜んでくれるのだから」といらぬ勘違いをし続けます。勘違いだとわかっていても、他にどういう接し方をしてよいかわからない。恋愛ではなく恋愛奴隷の泥沼にはまっていくのです。
束縛愛
一番厄介なパターンです。自分に自信がない。だからこの人を逃したらもう他の恋愛なんて絶対にできない。絶対に振られたくない。逃がさない…相手からするとただただ恐怖でしかありませんが、そんなことを考えている余裕なんてありません。自分の気持ちだけで手一杯なのですから。
電話でもメールでも何でもいい。とにかく自分を常に見てくれている、自分に愛情を注いでくれている。それを形として実感するためにがんじがらめの束縛愛に走ってしまうのです。
いかがでしたか?
どのケースに至ったとしても決して良いことはありませんよね。よくありがちなことなので覚えておいてほしいのですが、自分に自信がないということを自分に魅力がないことと履き違えてはいけません。
魅力が全くない人なんていません。そう思ってしまうのは他人と比較するからです。比較することを完全にやめることは難しいでしょうが、その前に自分にどういう魅力があるのかを今一度しっかり考えるべきです。自意識過剰や意味のないプライドを一度整理して、フラットな気分で自分を見つめなおしてみましょう。
長所・短所・得意なこと・好きなこと。何でも構いません。冷静に自分の魅力、自分の特徴を洗い出してみるのです。紙に書き出してみるのもひとつの方法です。そこには客観的に見たもう一人の自分が描かれているはずです。
己を知ることは自分に自信がない気持ちを払拭する第一歩です。前向きな恋愛をするためにも勇気を持って踏み出しましょう。
まとめ
自分に自信がない恋愛をしていた時に起こる5つのこと
・機会損失
・疑心暗鬼
・うなずき人形
・恋愛奴隷
・束縛愛
ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!