視線で心理がわかる!と言われてもなかなかそう上手くいくものだろうかとお思いの方が多いことと思います。でも、アイコンタクトという言葉があるように、視線だけで以心伝心できてしまうという経験をしたことがあると言われれば、「確かに!」と納得される方もまた多いかと。
いったいどんな時、どんな瞬間に視線から相手の心理が伝わってくるのでしょうか。おもな視線の動きや雰囲気、また男女間での視線の違いなどについて見ていくことにしましょう。
視線で心理が分かる!と感じる5つの瞬間
男女で視線の動きは…
これはなかなか不思議な心理と言いましょうか。男女お互いに好きな人と会話をする時には目を見ます。何度か視線が交錯することもあるはずです。ただし、一点だけ異なるとこがあるのです。
男性が好きな女性と会話をする時に、相手の視線を見るのは話を聞く時。一方女性が好きな男性と会話をする時に、相手の視線を見るのは自分が話している時なのです。
つまりお互いに好きなもの同士の時は、女性が話している時に視線が何度も合うということになります。
元々女性はお話し好きですので、自分が話をしている時に相手の目を見るのは習慣的なことなのですが、特に好きな男性であればより話を聞いて欲しいという気持ちが視線に表れるのでしょう。
一方で男性はそんなに会話好きな方ではありません。だからこそ関心のある人であればしっかり話を聞こうとします。男女間でのこの微妙な心理の差。面白いですね。
右上を眺めている時は…
これは人間の脳に関連してくる話なのですが、右脳と左脳で働きが違うことはよく知られています。感性というか直感的な働きをする右脳と、論理的に物事を思考し分析する左脳。この違いが無意識のうちに視線に表れることがあるのです。
まずは視線が右上にいくケースです。視線が右上に流れている時、心理作用としては右脳側の想像力、創造力が働いていると言えます。つまり、今目の前で起こっている状態から逃避するために色々と思考している、想像している視線の動きということになります。
簡単に言うと体の良い嘘を考えている、そんな時に視線が右上へ流れるのです。この視線心理を知られていると、浮気が一発でバレてしまう危険性が高いですね。
左上を眺めている時は…
右脳が直感的な捉え方をするのに対して、左脳は論理的だというお話をしました。論理的ということは計算したり分析したり、今まで自分が持っている情報力の中から処理をしていこうとする心理が働いています。
つまり視線が左上に流れる時は、左脳が一生懸命仕事をしている最中。一言でいえば記憶の呼び出しをしているということになります。嘘をつこうという心理は働かず、正直に話そうという誠意の現れといってもよいでしょう。
こう考えてみると左右に視線が動いている時は、正直に話そうか嘘をつこうか迷っていると判断できますね。視線って恐ろしいです。
瞬きをするのは…
瞬きの回数が多くても、単にコンタクトレンズが乾いているだけというケースもありますし、チック症の場合もありますので一概には言えませんが、一般的には緊張すればそれだけ瞬きの回数が増えると言われています。
スポーツ選手などでも緊張している時の瞬きは多いですね。具体的に名前を上げるとしたら稀勢の里関などはその瞬きの様子で、取り組みに対する緊張度合いの高さがわかったりします。
意識して、普段通りの瞬きができれば緊張を悟られることもあまりなくなるでしょうが、この辺の心理戦はなかなか難しいところです。緊張しているからこそ、普段通りには余計振る舞えないわけですから。
目を瞑ったら…
視線ではありませんが瞼を閉じて目を瞑る行為は、単に眠たいだけか無意識に集中したいというサインの表れです。自然と五感で新しい情報を次々と得てしまう人間は、自ら視覚を奪うことで
そこまで取り入れた情報だけに集中する。新しい情報は遮断する。これが目を瞑るという行為につながるのです。
確かに物事を考える時は、目を瞑ったほうが集中力も高まります。もし会議などで目を瞑っている人がいたら、会議に集中しているか、退屈すぎて睡魔が…のどちらかだと思ってください。世の中、前者のような会議ばかりだと時間の無駄も省けて効率よく仕事ができるのでしょうが。
いかがでしたか?
ちょっとした視線の動きを読み取るだけで、相手の心理が何となく見えるというのもまんざらではないということはお分かりいただけたと思います。この視線心理を知っておけばかなり役に立ちます…と言いたいところではありますが、もし相手も同じ知識を有していたら?
見事に裏をかかれるか、もしくは腹の探り合いで互いに必死になることでしょう。あくまでも参考程度に、一般的な心理状態の様相として理解しておくと良いでしょう。
まとめ
視線で心理が分かる!と感じる5つの瞬間
・男女で視線の動きは…
・右上を眺めている時は…
・左上を眺めている時は…
・瞬きをするのは…
・目を瞑ったら…
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