「覚えたくても覚えられない」「暗記するのが苦手」など暗記に対して嫌悪を抱くほど苦手な人もいるのではないでしょうか。特に試験勉強などで苦手な分野だと余計にやる気も削がれてしまいますよね。右から入っては左から抜けていくという「ちくわ状態」になる人もいるでしょう。
仕事をする時でもある程度暗記しておかないといけない事が出てきたりしますし、どうにかならないかと真剣に悩んでいる人もいるでしょう。そこで、簡単に得られる5つの暗記方法についてご紹介します。自分なりの暗記方法を試してみて実生活に活用するようにしてみましょう。
簡単に得られる!5つの暗記方法
感情を活用する
簡単に得られる暗記方法のひとつに「感情」があります。人は感動したりした出来事をずっと忘れずにいる事があります。それはその瞬間に感情が動いているからなのです。頭で計算したり考えたりした事は左脳の働きによります。逆に感情は右脳の働きによるもので、左脳と右脳の情報量を比べると右脳の方が左脳に比べて100万倍ほどの情報量があると言われています。
そのため暗記をする時は何かの感情を思い出しながら暗記する事項と結びつけてみるとか、大好きな歌のメロディに合わせて暗記するものを口ずさんでみるといいでしょう。それが意外に笑えるものだと感情を活用した事になり忘れずにいられるようになります。
五感を活用する
五感と言えば見る・嗅ぐ・味わう・聴く・触れるがあります。暗記方法のひとつにこの五感を活用します。例えば、暗記する内容が本に書かれているのであれば本の匂いを嗅いでその匂いと一緒に暗記するものを頭に思い浮かべます。そうすることで、その匂いを嗅ぐたびに暗記しようとした事が頭に浮かんでくるのです。
これは、懐かしい歌を聞いたときに今まで全然忘れていた記憶が思い出される原理と一緒です。上手く活用すれば通常の勉強にかける時間よりも早く覚えられるようになるでしょう。動画などで教師などの話を聞いて勉強する時は教師のネクタイの色などを目に焼き付けながらその日暗記する内容を頭に思い浮かべるだけでネクタイの色を思い浮かべるだけでその日覚えた暗記内容も頭に浮かんでくる場合もあります。
筋肉を活用する
暗記方法のひとつに「筋肉を活用する」というものがあります。例えば腹筋をしながら覚えたい内容を口に出して何回も繰り返すこと。これも頭を使うのではなく、身体を使って口に出していうことで意識せずとも言えるようになる「無意識」の領域に暗記したい内容を記憶します。スポーツをするとき無意識に身体が動くように暗記したい内容も無意識に覚えるまで繰り返し練習するのです。
人間は意識してしゃべったり、身体を動かしたりするのは全体の5%ほどだと言われています。残りの95%は無意識に全部を行っていると言われています。心臓を動かしたり、体感温度を調整したりするのは意識してできないのと一緒です。そういった人間の仕組みを上手く活用して暗記をしましょう。
逆立ちをして暗記
暗記方法のひとつに「逆立ちをして暗記をする」というものがあります。高血圧の方は控えましょう。また、足腰が悪い人もこの方法を試すのは控えてください。
この逆立ちをしてなぜ暗記をする事ができるのかといえば、頭に血がのぼると一気に血流が活性化してものすごく暗記する事が出来ると言われているからです。一夜漬けのお供に逆立ちをするといいかもしれません。
目をつむって暗記
暗記方法のひとつに「目をつむって暗記」する暗記方法があります。まず暗記したい内容を覚えてから、復唱したりするときに使うと効果的です。目をつむって暗記内容を口に出して何回か繰り返しましょう。これは、目から入ってくる情報をストップして、覚えたい内容だけに集中する事が出来るためです。
人は無意識ですが、目から入ってくる情報が一番多いとされています。人も第一印象が8割を占めると言われているのはその目からの情報が一番多いためです。集中力が足りなくて勉強中に違うものに目が行きがちになって結局勉強にならなかったという人は是非試してみてください。
いかがでしたか?
暗記が得意な人は紹介したこれらを無意識のうちに実行しているのかもしれませんね。現在暗記したいけど中々できていないと思っている人にとって参考になる記事になれば幸いです。
特に暗記が苦手な人は頭で覚えようとしてしまいがちだと思いますので絵や動画、色を使った見やすいグラフなどが活用して覚えられる暗記ものであればそちらも活用すると暗記しやすいと言えます。それらは右脳が担当するものたちで記憶するのであればそちらを活用した方が暗記しやすいでしょう。苦手だった暗記方法がいつの間にか得意になっていますように。
まとめ
簡単に得られる!5つの暗記方法
・感情を活用する
・五感を活用する
・筋肉を活用する
・逆立ちをして暗記
・目をつむって暗記
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