あなたの周りにも嘘つきの人はいると思います。もちろん何か訳がってうそをつく場合もあるでしょうが、中には嘘をつくことが癖になっているという人もいるでしょう。
ではなぜ嘘つきになってしまうのか?今回は嘘つきの人の心理について考えてみました。
嘘つきの人の心理が知りたい!その5つのもの
自分に自信がない
誰だって嘘をつくことはあります。嘘には良い嘘や悪い嘘、優しい嘘、必要な嘘など様々な種類がありますが、人生の中で一度も嘘をついたことがない人なんてまずいないでしょう。
そんな中でも特に自分に自信がない人は、自分を大きく見せたいという心理から嘘つきになる傾向があります。人よりも劣っているという劣等感が強く、真実を受け入れようとしないので、自然と嘘つきになってしまうのでしょうね。例えば知らないのに知っているフリをしたり、経歴や年齢を詐称する人の心理もコレに当てはまります。
「知ったかぶり」と「詐称」では事の重大さも変わってきますが、どちらも自分に自信が持てないという劣等感からくる嘘に違いはないでしょう。
認められたい願望が強い
周りから十分に認められていても、認められたいという欲求がそれを上回ると嘘つきになってしまうケースもあります。これは優等生や勉強家、努力家、頑張り屋というタイプであることが多く、周りの人からの人望も厚く職場では信頼されて頼りにされている存在である人の場合が多いですね。その為に嘘をついても周囲は「あの人ならきっとそうなんだろうな」と思ってしまうので、嘘つきに拍車がかかるようです。
同じようなタイプで女性に多いのが「注目されたい願望が強い人」で、自分の変化に注目してくれる人がいないと嘘つきになってしまいます。例えばきれいにネイルをしたところで誰にも気付かれなかった場合は、翌日に包帯をして現れたりと、注目されたいという欲求が満たされない場合はどんな手段を使っても相手を振り向かせようとします。そして皆が自分に注目してくれるようになるまで嘘をつき通します。
現実逃避型嘘つき
自分が「こうなりたい!」と思ったら努力をするのが普通で、諦めずに努力を重ねた結果目標を成し遂げることで満足感を得たり、それが自信につながったりします。しかし中にはこのような努力ができず、常に近道を探している人もいます。
とは言えそう簡単に近道して成功を収めることはできませんよね。大抵は「努力したけれど出来なかった」で終わるでしょう。都合良く言えば「やれる事はやってみたから知識だけは持っている」となり、コレこそが嘘つきのきっかけにつながります。
少しかじった程度の知識をかなり誇張して人に話し、成し遂げた自分を作り上げて満足をしてしまうのでしょう。このような現実逃避だけならさほど問題はありませんが、空想の世界でヒーローとなった自分を現実世界に登場させる事で決定的な嘘つきとなります。
人に嫌われたくない心理
これは嘘つきの人が持つネガティブな心理です。自分の評価を気にしすぎる人や臆病な人に多く、よく言えば相手の事を気遣う嘘とも言えるので、嘘をつかれた方に害があるかと言えば、ほとんど無いと言えるでしょう。
嫌われたくないために嘘つきになる心理としては、自分のことを低く評価しすぎる傾向があり、例えば勉強はそこそこできているのに「できない」仕事も頑張っているのに「できない」と思い込んでしまいます。さらにエスカレートすると、相手に好かれたいから思ってもいないことを言ったり、一緒になって悪口を言ったりという行動にもなるでしょう。
好きな人に嫌われたくないからついつい嘘をついてしまった…くらいなら可愛らしい嘘つきで済みますが、他人を陥れてまで自分がのし上がろうとするような嘘はタチが悪いですね。
優しい嘘つき
嘘つきは悪い人ばかりとは限りません。時には優しい人だからこそ嘘つきになる場合もあるのです。
人から頼られた時に断われず、本当は無理なのに大丈夫と言ってしまう…というのも、嘘には違いありませんが、人に対して優しくありたいという気持ちを嘘で表現してしまうようで、悪く言えば嘘つきですが、良く言えば人に優しくて一生懸命な人なのかもしれませんね。
しかしこのようなタイプの人は、周りが気付いてあげないとエスカレートする場合があるので、もし周りにこのようなタイプの人がいたら、無理をしないように助言してあげると良いでしょう。
いかがでしたか?
あなたが嘘をつくときの心理に当てはまる事はありませんでしたか?
「嘘も方便」なんてことわざもありますが、「嘘つきは泥棒の始まり」でもある事も覚えておきましょうね。
まとめ
嘘つきの人の心理が知りたい!その5つのもの
・自分に自信がない
・認められたい願望が強い
・現実逃避型嘘つき
・人に嫌われたくない心理
・優しい嘘つき
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