寝ている間に夢を見る人もいれば全く夢など見ないという人もいます。
「今夜は好きな人の夢を見たいな」と思って眠りについた時ほど怖い夢を見てうなされたり、夢占いをしてみたいと思っているのに何の夢も見れなかったりと、なかなかうまくいかないのが夢の特徴でもありますよね。
しかしちょっとしたコツを押さえることで夢を見ることができる方法があるので、普段夢を見ない人や、自分の見たい夢を見たい!という人は是非参考にしてみて下さいね。
夢を見る方法はどうすればいいの?5つのコツ
夢を見るタイミング
睡眠中は深い眠りである「ノンレム睡眠」と浅い眠りである「レム睡眠」を繰り返しています。
眠りに入って45分経つと一気にノンレム睡眠に入り、さらに45分経つとレム睡眠に切り替わります。つまり90分周期でノンレム睡眠とレム睡眠が繰り返されていることになりますが、夢を見るのは「レム睡眠」の時である場合が多いと言えます。
特に目覚める時にレム睡眠だった場合は約80%の確率で見た夢を覚えていると言われているので、眠りについてから90分後、3時間後、4時間半後…と90分間隔の時間に目覚ましをセットしておけば夢を覚えている確率が高くなるでしょう。
夢を見ない人の特徴
中には「夢なんか全く見ない」という人もいますが、人間は毎日夢を見ているはずです。しかし夢は寝ている間に脳の生理をするための無意識な現象なので、夢を見ないという人は、夢を忘れてしまう人と言えます。
夢の内容を忘れやすい人の特徴としては、まず常に深い眠り、つまりノンレム睡眠の状態で目覚める人が挙げられます。これは生活リズムなので、夢を見る方法としてはレム睡眠の状態で目覚めるように時間を逆算して眠りにつくと良いでしょう。
またどちらかというと感情が豊かではなく、いわゆる「鈍感」なタイプの人や反射神経が鈍い人、マイペースな人はあまり夢を覚えられないので、夢は見ないと思ってしまいがちですが、寝る前に夢に見たいことを考えるようにしたり、目が覚めたらすぐに書き留めることができるように夢日記を枕元に置いて寝るようにすると良いですよ。
多くの情報を頭にインプットする
どうしても夢を見たい!と思うなら、活動をしている昼間にできるだけ多くの景色を見たり、自分には必要のない情報まで意識的に頭にインプットしたり、人との会話の内容などを覚えておくようにしましょう。それによって寝ている間に処理すべき情報量が多くなるので、多くの出来事が夢の中に現れます。となれば1つくらいは覚えている可能性が高くなるので、質より量で勝負してみましょう。
寝る前に見たい夢のことを考える
夢の内容は想像や妄想である場合が多いので、見たい夢のことを考えながら眠りにつけば、そのまま想像や妄想が夢に表れる確率は高くなります。ポイントとしては自分の考えていることを脳や意識の中に刷り込ませるように思い浮かべることですが、簡単に言うと想像の中での自分になりきってみるということです。例えば大好きなアイドルの夢を見る方法なら、その人と自分がデートしている場面を事細かく想像して、会話の内容まで頭の中で再現してみるのも良いですね。
夢も自分自身の想像なので、普段想像していることが夢に出てこないわけがありません。寝る前だけでなくても、通勤時間や一人で過ごす暇な時間を利用して、自分の意識や脳にイメージを刷り込ませておくと見たい夢をコントロールすることができるかもしれませんね。
夢と睡眠の質の関係
夢を覚えている場合はだいたいが目覚める直前のレム睡眠時に見た夢である場合が多いですが、寝ている間には断片的にいくつもの夢を見ています。一つの夢だけを覚えている場合や全く夢の記憶がない場合は熟睡している証拠なので睡眠の質が高いと言えるでしょう。
逆にいくつもの夢を覚えているという場合は睡眠が浅いので、夜中に目が覚めてしまったり、疲労が回復しなかったりする場合が多いですね。また睡眠の質が悪い人は「悪夢」をよく見るという傾向もあります。ストレスやトラウマが原因となっている悪夢を見ると、血圧や脈拍数が上がって目が覚めてしまうことも多いでしょう。
いかがでしたか?
夢を見る方法は夢を覚えておく方法と言えるので、レム睡眠の状態で目覚めるようにするのが効果的です。しかし眠りが浅い毎日が続くと体調にも影響を及ぼすので、意識的に浅い眠りにするのはあまりお勧めできません。
毎日の生活リズムを整えて、自分の睡眠時間を把握したうえでコントロールするようにして下さいね。
まとめ
夢を見る方法はどうすればいいの?5つのコツ
・夢を見るタイミング
・夢を見ない人の特徴
・多くの情報を頭にインプットする
・寝る前に見たい夢のことを考える
・夢と睡眠の質の関係
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