人間の深層心理は、無意識のうちに癖となって表れます。普段の何気ない癖にはどのような心理が隠されているか気になりませんか?
今回は癖からわかる心理をご紹介したいと思います。職場での人間関係や恋愛をする時にも役立つので、是非参考にしてみて下さいね。
癖に心理が出ていると思う5つのこと
嘘をついている時
心理が顕著に癖に表れるのは嘘をつく時です。本心ではない事を言うという行為は人間にとって罪悪感があるので、普通の心理状態の人なら何らかの癖が出てしまうでしょう。
一番多いのは「視線をそらす」癖です。相手に見つめられた時にすぐに視線をそらすのは、やましい心理の表れです。真実を話している時は、特に意識はしていなくても相手の目や顔を見て話しているはずです。まばたきが多かったり、視線が定まらないのも嘘をついている時の癖とみなして良いでしょう。
また鼻を触ったり、手で鼻を覆い隠す癖も怪しいと言えます。鼻を触る事によって口元が隠れますが、嘘をついている自分の口を見られたくない、という心理からついつい鼻に手が行ってしまうようですね。
苦手な相手と接する時
苦手な人を目の前にすると出てしまう癖もあります。
例えば腕を組むのは拒絶の表れと言われているように、自分の心を開く気がない時は腕組みをする傾向があります。同じように相手を拒絶しているけれど気が弱くてなかなか自分の意志表示ができない人は、腹痛でもないのにお腹をさするのが癖になっています。人間関係からくる精神的な疲れを自分で癒そうとする心理から見られる癖ですね。
貧乏ゆすりが癖になっている人も多いですが、これは苛立っている時や我慢している時に表れる癖です。会話のテンポが気に入らなかったり、居心地が悪いと思っている時によく出てしまう癖でもありますね。
頬杖をつく癖も対人関係で出やすい癖ですが、これは面白くない話を聞かなければならない退屈な時など、忍耐や我慢と言った心理が表れている癖のようです。
相手に心を許している時
家族や恋人、友人など、安心できる相手にしか見せない癖も、意識はしていないでしょうが自然に出ているんです。
普段会話をしていて手のひらを見せる機会はあまりないと思いますが、心を許している相手に対しては手のひらを見せる傾向があります。手のひらは自分の心の内側を表しているので、相手に対して開放的な心理であることの表れでもあるのです。また舌を出すという癖も、自分の全てを見てもらいたいという心理の表れと言って良いでしょう。
一緒にいる時についつい相手のニオイを嗅いでしまう癖は、安心感を得たいと言う心理です。自分のニオイを嗅ぐと落ち着くのと同じで、心を許している相手のニオイを嗅ぐことで安心することができるのではないでしょうか。
自信がある時
仕事がデキる人やヤリ手の経営者に多いのが、自信を表す癖や自己主張する時の癖です。
よく気を付けてみていると、自分に自信のある人はあごを触っている事が多いですが、あごに手をあてたり、さすったりする癖は自分に確固たる自信があるという心理の表れです。会話中に相手があごを触っていたら、話を聞きながらも反論を考えているとみて間違いないでしょう。
特に男性には自己主張したい時や自分をアピールしたい時は普段よりもワントーン声が大きくなるという癖も見られます。
目線によってわかる心理
目線は使っている脳の方向に向く傾向があるので、心理状態によってどこに目線をもっていくかが癖となって表れます。
考え事をしている時は目線を上にやる事が多いですが、目線が左上にいく時は、記憶を司る左脳を使って過去の体験を思い出しているそうで、反対に目線が右上にいく時は、想像や思想を司る右脳を使って何か想像や考え事をしていると言えます。ちなみに嘘をつく時の癖は右上に目線をもっていくそうですよ。
恋愛心理から言われるのは、男性は好きな女性の話を「聞く時」に相手の目を見る癖があり、女性は好きな男性に「話をする時」に相手の目を見る癖があるようです。
恋愛関係になる前の段階では、ついつい好きな人を目で追ってしまう癖があるので、大勢でいる時でも良く目が合うならば脈があると思って良いでしょう。
いかがでしたか?
人間の心理は癖となって表れることがほとんどなので、隠そうと思ってもなかなか隠せないものなのです。
身近な人の心理が分かるようになれば、人間関係もスムーズになって、好きな人の気持ちも分かるようになるかもしれませんよね。ぜひ今回ご紹介した「癖からわかる心理」を参考にしてみて下さいね。
まとめ
癖に心理が出ていると思う5つのこと
・嘘をついている時
・苦手な相手と接する時
・相手に心を許している時
・癖自信がある時
・目線によってわかる心理
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