いつ帰ってもホッとするのが実家の存在です。困った時には、ついつい実家に頼ってしまう事もありますよね。なかには実家依存症になる人もいるほどです。最近増加しつつあるこの実家依存症ですが、なりやすい人には特徴があります。
両親や家族に会いたい、という純粋な気持で実家を訪れるだけでなく、ついつい甘えた気持ちがありすぎる人、そんな依存しやすい人のパターンについてご紹介したいと思います。実家に行きたくなるのは、どんな理由ですか?自分の気になる依存度もチェックしてみましょう。
実家依存症になりやすい5つのタイプ
裕福な家庭に育ったタイプ
自分が育った実家はいつでも居心地が良い場所です。結婚をして自分の家庭を築いたら、そこが生活の拠点となるのですが、どうしても実家との距離感を作れない依存症の方がいます。特に金銭的に裕福な家庭に育つと、特に金銭面での援助がとても必要になり実家に頼る傾向があります。甘やかされて育った場合も同様に、自分の欲しいものは何でも手に入る実家、そんな心地よさは結婚をしても捨てきる事が出来ません。
裕福な家庭の場合は、特に自分から要求をしなくても親からの支援が色々とあることもあります。幼い幼少期のように、自立した後でもお小遣いをもらっている場合もありますよね。金銭面では特に頼りがちになる実家ですが、大人としてのの責任を持てるように努力してみましょう。
実家が近所にある場合
遠距離に住んでいる場合、なかなか実家に帰省する事が出来ません。しかしすぐ近所に実家がある場合は、いつでも行きやすいことがメリットとなり、まるで実家に住んでいるように通ってしまうことがあります。実家依存症になる人は、常に実家の近くにいると安心感を感じ、生活の拠点も実家を中心に作るようになります。困った時にすぐにいける実家、そんな安心感が欲しいのです。
引越しをする際も、わざわざ実家の近くを好み、新しい環境に行く事が出来ません。親離れできない人に多いケースです。実家にあるものを使い、食事も週に何度か実家で食べる事がある、頻繁に行き来をすることが当たり前となっています。両親にすると、子供の顔を見られるので嬉しいことなのかもしれませんね。
決断力がある実家
結婚をして家族ができると色々な場面に遭遇し、大切な決断事を実家に求める依存症の方がいます。自分の夫や妻では信頼ができない為、実家の家族と大切なことを相談し、重要な決断を実家に任せてしまうのです。自分の実家と良い関係をキープする事はとても大切なことですが、家庭がある場合には、優先順序をまず考えて見ましょう。自分の家庭内に責任を持つこと、そして自立をして甘えないことが必要です。
いつ帰ってもホッとできる実家は、たまに帰るから良いのであり、依存してしまう程頼ってしまうと、自分の家庭を壊す原因にもなりますし、人間関係もうまく作れないことになります。実家依存症の人は、友達にも避けられてしまいますよ。
女性に多い実家依存症
男性と女性と比べると、圧倒的に女性の方が実家依存症になりやすいです。社会的な地位など、結婚をして家庭に入る女性は、将来に対する不安が男性よりもあることが特徴です。もし旦那がリストラされたら生活が出来ない、将来定年後の生活が不安、特に気になるこのような金銭的な不安が女性にはたくさんあります。夫を頼りたいけれども心配がある場合には、実家の方が間違いなく安心できるのです。
結婚生活がもしうまくいかない事も考えると、女性の立場はとても弱いものですよね。そんなときにも絶対に裏切らない自分の実家は、良い逃げ場になり、いつでも帰ることができる癒しの場となっています。男性は、独立心が多く、結婚後は自分の家庭を守るために実家との付き合いをあまり持たないことも特徴ですね。
子供がいる場合
実家があるととても助かるのは、小さな子供が入る場合です。仕事をしているから育児が出来ない、用事があるから子供の面倒を見て欲しい、そんな場合には実家に気軽に頼む事が出来ます。実家依存症の人は、育児も実家と協力してもらうことが多く、あてにしてしまうことすらあります。実家の家族も可愛い孫の面倒を見る為に、半ばしかたなく子供を預かる場合もありますよね。
育児、出産などのライフステージは、実家がそばにあるとついつい頼りにしてしまいます。金銭面でも同様に、ちょっと子供にお金がかかる時も、実家にお願いして何とかしてもらう、そんな安易な発想が習慣的になってしまいます。そして子供がいると、色々な行事やイベントも沢山ありますが、そのたびに実家で必ず過ごし、面倒を見てもらうことは、結婚生活にも問題となることがあります。
いかがでしたか?
実家依存症の特徴に、心あたりはありませんか?自分の育った実家は大切な故郷です。いつでも帰れる場所として、大切にしておきたいですよね。実家依存症になると、自分の家庭でのトラブルになるだけでなく、大切な実家の家族とも信頼関係を崩す結果になってしまいます。
程ほどの距離感を保ち、いつまでも小さな子供のように実家に頼ってはいけないのです。自分の両親との関係、そして旦那や妻との関係は、バランスを取る事がとても重要ですね。
まとめ
実家依存症になりやすい5つのタイプ
・裕福な家庭に育ったタイプ
・実家が近所にある場合
・決断力がある実家
・女性に多い実家依存症
・子供がいる場合
ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!