人間嫌いの人っていますよね。なんでそんなに人間嫌いなの?と人間嫌いの心理が気になるという人も多いはず。人間嫌いの人と接すると、どう接していいかわかりませんし、余計に嫌われたら…と思うと接しにくいこともあるでしょう。
しかし人間嫌いの心理さえ知っておけば、必要以上に相手を刺激することなく接していけます。距離を縮めたい人が人間嫌いの場合なら、距離を縮めるためのヒントを得ることも出来るでしょう。
なぜ人間嫌いなのか、その心理に隠された5つの思いを紹介していきますので人間嫌いの人の心理が気になる人、人間嫌いの人と仲良くなりたいと思う人は参考にしてみてくださいね。
人間嫌いの心理が気になる…その5つの思いとは
人付き合いは面倒くさい、という固定概念がある
人間嫌いの人の心理には、人付き合いが面倒くさいという固定概念があります。過去の人付き合いにおいて、トラブルに巻き込まれたり面倒くさいと心底思うような経験があったりする場合だと、人付き合いが嫌になり人間嫌いになってしまうのです。
もちろん十人十色とも言うので、その人にとって全ての人付き合いが面倒くさいとは限らないのも事実です。しかし固定概念を持った人間嫌いを説得させるのはかなり難しいので、もし仲良くなりたいのなら極力面倒くさいと思われないような接し方を意識してみてください。
一緒にいて楽だと思われれば、多少の面倒くさい出来事があったとしても、許容出来るようになっていくでしょう。次第に人間嫌いの心理を克服出来るようになってくる場合もあるはずです。
過去に他人に傷つけられたなど、トラウマを持っている
人間嫌いの心理には、過去の出来事が関係している場合もあります。例えば野良犬や野良猫など、過去に傷つけられた経験を持っていると人間嫌いになり、仲良くなるのには時間がかかりますよね。
それと同じで、過去に他人から傷つけられたり、大きなトラブルに見舞われたりするとトラウマを抱えてしまい、その心理から人間嫌いになってしまうこともあるのです。
トラウマを持つ心理はかなり頑固なものなので、そんな人間嫌いの人と接していくのであれば、出来るだけトラウマを刺激しないような心掛けが必要になります。長い目を持って接していけば、トラウマの克服や少しずつ心を開いてくれるようにもなってくるでしょう。トラウマの心理を刺激しないように、人間嫌いの人と接していく必要があります。
人付き合いの経験が少ないからこそ、無駄に構えてしまう
人間嫌いの人の心理は、単なる経験のなさからくる不安という場合も。誰でも自分が経験したことのないことや経験が少ないことに関しては、少なからず不安に思いますよね。人によって、子供から大人になるまでの期間というのは様々で、人付き合いの経験もかなり差が出てしまいます。
人付き合いの経験があまりない人にとっては、不安に感じる場合も多いでしょう。色んな人がいるということをわかっているからこそ、苦手意識が働いて、その心理から人間嫌いになってしまう場合もあるのです。
特にこの心理の人間嫌いは、男性に多いもの。女性とあまり接したことがないという男性に多く見受けられる心理でもあるので、人間嫌いの中でも特に女性が苦手という人は、経験のなさからくる不安が原因でこういう心理になっているのです。
単純に経験がない、未知の世界への不安からくる心理ですから、少しずつ距離を縮めていけば人間嫌いも克服出来て、コミュニケーションを取っていけるでしょう。
ネット上の情報だけを鵜呑みにしている
人間嫌いの心理は、必ずしも自分が生み出した気持ちだけではありません。今の時代インターネットは誰でも出来るものです。家に引きこもって、最低限の人付き合いをしているだけでも、たくさんの情報を得ることが出来ます。
そんなインターネットには、偏った情報や価値観が漂っているのも事実です。普段人とあまり関わらないと、インターネットの情報が主な情報源になるので、「人付き合いは面倒くさい」「一人のほうが楽だ」「こういうことがあって人付き合いが面倒くさくなった」という情報を目にしてしまう場合も。
その情報の真偽は関係なく、その考えだけを鵜呑みにしてしまうのです。つまり印象操作されてしまうということに。
これは誰にでも起こりうる心理であり、経験したことないことやよく知らないことに対して、経験よりも先に情報や印象付けるものがあれば、誰だってそういうものなんだと思ってしまうものです。
人間嫌いもそういった情報だけが先行して、情報を鵜呑みにすることによって起きてしまうものでもあるのでしょう。
自分の気持ちや意見を伝えるのが苦手である
人間嫌いの心理には、個人的なことが原因の場合もあるのです。人には色々な人がいて、自分の気持ちを素直に表せることができる人もいれば、それが出来ない人もいます。自分の気持ちや意見が言えない人は、自分の中にそういったものがたくさん溜まっていってしまい、やがてストレスや疲れとなって、人付き合いという輪から離れていってしまう場合も。
自分の気持ちや意見を素直に表現出来ない、それはとても苦痛なものです。人からわかってもらえないというストレスと、それを出来ない自分への自己嫌悪が人間嫌いの心理に繋がって行ってしまうのでしょう。
もしこういった心理を持つ人間嫌いの人がいたなら、急かさずその人のことを大切に想ってあげてください。気持ちや意見を急かさずにその人のペースで、その人の言葉で聞いてあげれば、次第に心を開いてくれるでしょう。
いかがでしたか。
人間嫌いになってしまうのは、必ず原因になる心理があります。なぜ人間嫌いになってしまったのか、その原因の心理を見つめていけば、どうすれば人間嫌いでも接してくれるようになるのか、仲良くなれるのかのヒントがわかるでしょう。
人間嫌いの心理はその人を観察してみたり、またはその人の言葉によく耳を傾けてみたりすると必ずわかってきます。
今回紹介した人間嫌いの心理と照らし合わせながら、答え合わせをしていきましょう。
まとめ
人間嫌いの心理が気になる…その5つの思いとは
・人付き合いは面倒くさい、という固定概念がある
・過去に他人に傷つけられたなど、トラウマを持っている
・人付き合いの経験が少ないからこそ、無駄に構えてしまう
・ネット上の情報だけを鵜呑みにしている
・自分の気持ちや意見を伝えるのが苦手である
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