暗記の仕方で簡単な6つのもの

自己改革

暗記の仕方で簡単な6つのもの暗記は得意ですか?

学生時代も社会人になっても、暗記をしなければいけない場面に遭遇すると、ついつい目を背けたくなってしまう人が多いのではないでしょうか?しかし簡単な暗記の仕方さえマスターしてしまえば、暗記する事が得意分野になるという事さえあるんです。

今回は簡単な暗記の仕方をいくつかご紹介したいと思います。これを読めば「暗記なんて怖くない!」と思えるようになりますよ。



 

暗記の仕方で簡単な6つのもの

 

短時間で繰り返し行う

例えば英単語を暗記する時に、ひとつの単語を何度も書いて暗記しようとしている方は多いと思いますが、実は何度も同じ単語を書いて暗記するよりも、短時間で多くの単語を見て覚える方が効率的だと言われています。

心理学者エビングハウスが暗記に関して発表したデータによると、人間は一度覚えた事でも30分後には40%、24時間後には66%、1か月後には80%を忘れてしまうという事です。つまりよほど特殊な暗記能力がない限り一度見た情報などすぐに忘れてしまうという事ですね。それを踏まえると時間をかける暗記の仕方より、繰り返し何度も見て記憶する方が有効な暗記の仕方だと言えます。

 

声に出す

暗記をする為には、人間の五感を使って脳に印象付ける事が大切です。視覚だけではなく声に出して読む事で聴覚も使う事になりますが、声に出す事は非常に脳を使う作業であるため、暗記力を高めるのに効果的なんです。付属のCDが付いているならそれを聞きながら一緒に声を出して読むという暗記の仕方を徹底すれば、かなり成果が見られるはずです。

人気漫画「ドラゴン桜」は不良高校生が東大を目指して猛勉強するというストーリーなのですが、この「声に出す」という暗記の仕方は、効率的な勉強法として時折出てきていますよ。

 

睡眠を有効的に使う

睡眠中は脳の中で一日の情報を整理していて、その日に覚えた事を脳に刻む作業も行われます。しかし睡眠時間が短いとこの作業が省かれてしまうので、次の日ぐらいまでは覚えていることが出来ても長期的に記憶にとどまる事はありません。せっかく暗記した情報を整理して脳に固定させるためにも、6~7時間半は睡眠時間を確保するのがおすすめです。

また睡眠時間が短いと昼間に眠気が襲ってくるので、暗記する時の集中力が途切れやすくなります。さらに睡眠はストレス発散にもなるので、十分な睡眠時間が取れないとストレスが溜まり、勉強どころではなくなってしまう場合もあります。

効率的に暗記をしたいなら、質の良い睡眠をたっぷりとるのも効果的と言えるでしょう。

 

シャッター暗記法

これはカメラのシャッターのように目をつむって覚える暗記の仕方です。

暗記したい事柄を見たり読んだりして頭で理解した後に、シャッターを切るように目をつぶって「これで覚えたぞ」と言い聞かせ、目を開けて覚えた事を再度口に出してみましょう。

一度視界を遮断する事で、その前に見ていた事柄が記憶しやすくなるのです。もちろん1回では暗記できないモノもあるはずですが、その場合はまた最初から定着するまで繰り返し行ってみましょう。

身体を使って暗記する

暗記をする時はほとんどの人が机に向かってひたすら暗記をしようとしますが、これはあまり効率的とは言えません。体を動かしながら暗記したい事を声に出す事で、脳が刺激されて暗記率もアップするという「シンクロ・マッスル学習」という暗記の仕方もあります。何も激しく運動する必要はありません。部屋の中を歩き回ったり、その場に立ってスクワットをしながら声に出すだけで十分な効果がありますよ。

また利き手ではない方の手で机をトントン叩いたりと、意識的に絶えず動かす事で右脳と左脳の両方が活性化されて暗記の効率が上がったり、脳と直結している指の爪を親指から順番にギュッと押していく事で、頭の回転を良くして効率を上げるという暗記の仕方もあります。

 

記憶力を高める食材

効率よく暗記をする為に、記憶力を高める食材を食べてみるのも一つの方法です。

イワシに含まれる活性化剤DМAEは、記憶力の向上に大きく作用する事が証明されているので、意識してイワシを食べるようにするのも良いでしょう。

ヨーロッパでは認知症の改善薬の成分にもなっている「ピログルタミン酸」は、記憶力を高めて老化によって失われる神経ネットワークが活性化する成分です。乳製品・魚類・野菜・果物に多く含まれるので、こちらも積極的に摂りたい食品ですね。

同じく記憶力が向上するとされている「グルタミン」は、気持ちを落ち着かせる作用もあるので、集中力を養う効果もあります。こちらはライ麦パン・小麦・カシューナッツ・大豆・ごま・ピーナッツから摂る事ができますよ。

 

いかがでしたか?

暗記しようと思っても、右から左へすぐに流れていって忘れてしまう…という方でも、暗記の仕方を工夫するだけで驚くほど効率は上がります。

ご紹介したような暗記の方法はどれも簡単に出来るものばかりなので、ぜひ試してみて下さいね。

 

まとめ

暗記の仕方で簡単な6つのもの

・短時間で繰り返し行う
・声に出す
・睡眠を有効的に使う
・シャッター暗記法
・身体を使って暗記する
・記憶力を高める食材


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