本人は一生懸命努力しているはずなのに、周りから見ると頭が悪い人に見えてしまう。本人は自信満々で語っているのに聞いているこちらには全くそういう雰囲気が伝わらない。

ただただ、頭の悪さだけが目立ってしまう。そういう方っていますよね。こういう方には共通すべき大きな特徴があります。見た目の行動であったり、性格であったり、個々のポイントは一見かけ離れているように映りますが、元を辿ってみると「なるほどなぁ」と思わせる特徴が存在するのです。それでは順を追って「頭が悪い人」の傾向を追っていきましょう。

頭が悪い人の特徴として考えられる５つのもの

取捨選択ができない
自慢話や同じ話ばかりする
とにかく断定する
聞く耳を持たない
結果を考えない
まとめ
頭が悪い人の特徴として考えられる５つのもの

取捨選択ができない

色んな情報や知識を身につけようと努力しているのに、なぜか成果として身につかない。そんな感じの頭の悪い人っていますよね。なぜそうなってしまうのでしょうか？これは情報を整理できない、自分にとって必要な物を取捨選択できないという特徴からきています。

頭の良い人ならば不要な情報はバッサリ切り捨てるのですが、そうでない人はあれもこれもと蓄えるだけ蓄えて、結局収拾がつきません。まずは、取捨選択できる能力を身につける必要がありますね。

自慢話や同じ話ばかりする

事あるごとに自慢話や同じ話を繰り返す人がいます。最初のうちはそれなりに話を聞いてくれますが、これが何度も何度も繰り返されると「馬鹿の一つ覚え」という印象だけが残ります。

「学習能力がない＝頭が悪い人」こんなレッテルを貼られるのも時間の問題といってよいでしょう。さらに厄介なのは、こういうタイプの方の話は中味が乏しいという特徴があります。聞いてもらうというより、ただ言いたいだけですので、必然的に話の中身が稚拙なものになります。

とにかく断定する

いますよね。一緒にテレビなどを見ていて「だから○○はこうなんだ！」というように決めつけて話をする人。一体どこにその根拠があって断言しているのか、聞いている側はさっぱり分からないという。

仕事の場においても、こちらが出した質問に対して、一考するわけでもなく「なぜわからない！」とか「当たり前だろう！」というような、質問の答えになっていない断定表現を使ってしまう人。こういう上司や同僚は自分で考えることができない「頭が悪い人」のレッテルを貼られても仕方ありません。あなたの身の回りにいませんか？それともあなた自身が…

聞く耳を持たない

断定とある意味同義になりますが、こちらの話を聞いて、自分の考えと合致しないと真っ向から否定しかしてこない人、周りにいませんか。こういう人も頭が悪い人にしか映りません。例え意見が合わなくても、意見などは人それぞれなのです。頭の良い人は他人の意見を聞いて「そういう考え方もあるか」と柔軟な受け止め方ができます。

日常会話はディベートではありませんから、意見を否定・論破されていい気分でいられる人など一人もいません。他人の話を聞く耳が持てない人。これも頭が悪い人の大きな特徴です。

結果を考えない

後先考えずに行動したり発言したりする。お偉い方々の中にすらこういうタイプの方がちらほらいらっしゃいますよね。何の気なしに発した言葉が、その後どこにどういう影響をもたらすのかを全く考えない頭の悪い人。

笑って済まされる程度の話であればよいのですが、状況によってはとんでもない事態を引き起こすこともあります。そういうリスクを全く考えることができない、感情の思うままに言いたい放題。挙句の果てに、最後は慌てて陳謝。しかしこういう頭の悪い人は謝ること自体が本意ではないので、そこに誠意の欠片すらないことがしばしば。形だけというやつです。木を見て森を見ずというのはこういうタイプの人にうってつけの言葉ですね。

いかがでしたか？

頭の悪い人の特徴として目立つものを５つピックアップしてみました。この５つに共通する大きな特徴に気づかれたでしょうか？そうです「一旦頭の中で整理する」という能力が欠けているのです。

スイッチを入れれば電気はつきますが、電気がつくまでには信号を受信して回路を経由するという工程が本来存在しているのです。しかし、頭の悪い人はこの工程を完全にすっ飛ばしている、そういう工程が存在することすら意識の中にないのです。

５つの特徴の中には収まりきらなかったことで、もう一つ言えるのはこのタイプの人は常に相手を見下す態度をとります。上から目線でしかモノが見えていません。自信のなさをカバーするために、等身大の自分を大きくみせようと、得てしてそういう傾向に陥るのです。結果、視野は狭くなります。どの特徴をとってみても視野の狭さを感じますよね。

頭が悪い人を見かけたら、この人は視野が狭いのだと理解しましょう。そして自身の視野が狭くなっていないか、「人の振り見て我が振り直せ」の気持ちを忘れないようにしてくださいね。この文章を読んで真っ先に否定的見解しか浮かばなかった方、要注意ですよ。