「自信をつける必要はありません。自分の全てに自信があります」と言い切れるような人は一体どのぐらいいるでしょうか?ほとんどの方が自分に対して何かしらのコンプレックスを感じていることでしょう。
その理由は、外見、学業、仕事、運動能力、人付き合い、恋愛など人それぞれ。しかし、自身をつけるという意味ではどのコンプレックスであれ基本的な考え方は同じです。
では、一体どうすれば自分に自信をつけることができるのか?メンタルトレーニングやコーチング、自己啓発などの方法もありますが、まずは誰でもすぐに出来ること、今からでも始められることを試していきませんか?
自信をつけるためにすぐに出来る5つのこと
自分の弱さを知ろう
「自分はそんなことでは怯まない。」「自分にできないことはない。」このように普段から考えがちな人が想定外の状況に陥る、即ち自分の思い通りに行かなかった時に、自信を失いがちです。
挫折感と言ってよいでしょう。このような時に、自暴自棄に陥るのではなく、自分が小さく弱い存在だということを認識してしまいましょう。弱さを知ることは、己の器を知るいい機会です。器のサイズが分かればそれを大きくしていけばよいだけの話です。世の中は広いです。器を少しずつ広げて色んな物を吸収していく。
自信をつけるにはそういう考え方も大切です。そのための第一歩として自分の弱さを知ることは非常にいいことだと考えましょう。
比較をやめよう
一番難しいことかもしれませんが、できることという意味では簡単です。容姿、成績、給与。常に他人と自分を比較して自信をなくす、あるいは勘違いした自信をつけてしまう。そういう考え方を一切捨ててしまいましょう。他人といちいち比較するということは、その時点で自分が「主」であることから逸脱しています。
自分が今どこにいるのかをしっかり把握するためには、自分を中心にして全体を見渡さなければなりません。そのぐらい視野を広く持ち、他人に振り回されず、地に足をつけることができれば、自信をつけるきっかけになります。他人は他人、自分は自分。スパっと割り切っちゃいましょう。
言い訳はやめよう
逃げるという言葉はあまりいいイメージはないでしょう。しかし、常に全力でぶつかるだけではやがて疲弊してしまいます。時には逃げ道をつくることも必要です。ただ、逃げ方を間違えてはいけません。例えば、言い訳することで自分の非をごまかすのは決して正しい逃げ方とは言えません。
一瞬楽にはなれるでしょうが、言い訳を隠れ蓑にすることで、本当の自分と見つめ合う、自分の過ち認める機会をどんどん逸してしまうのです。非常に勿体無い話です。どうせなら言い訳はせずに素直に過ちを認めることをはじめましょう。正直になれると後ろめたさがなくなるので、自然と自信がついてきますよ。
一つでいいから続けてみよう
自信を失ってしまうと全てのことに対して無気力になったり、逃げてしまいたくなったりするものです。そんな時に自信をつける、自信を蘇らせるには、自分のできそうなこと一つに絞り込んで集中してみることです。
たった1つでも自分が「武器」にできるということを持つことが自信をつける弾みになります。これだけは負けないというものを作る。まずはそこからはじめていきましょう。
前を見て歩こう
これは気分的な意味合いもありますが、姿勢を正して前を見て歩くというのは案外大切なことなのです。日本人はわりと背中を丸めて下を向きがちですが、欧米の人たちは胸を張って歩いている人が多いことに気づいていますか?
街を歩いて人間観察をしているとよくわかります。つま先から頭のてっぺんまでまっすぐに姿勢を正し、胸と肩を開く。顔も上げつつ顎は引く。丹田に力を入れておしりをキュッと引き締める。
これだけのことで、体内の臓器や血流が正常に作用し始め、肉体的にも自信をつけられるようになります。頭の中であれこれ考えてしまって悩みがちな人は、姿勢改善からスタートしてみるのがいいでしょう。
いかがでしたか?
自信をつけるためにすぐできることは勿論これ以外にもあります。頭で考える前に、体で行動してしまうのもその一つです。なまじ考える余裕があるから気持ちがフラフラしてしまうわけで、思い立ったが吉日。とにかく行動に移してしまうのです。
ここに上げた5つの項目を簡単な言葉に置き換えると「自分を知り、他人と比べず、素直になり、集中力を高め、姿勢を正す。」ということになります。本当に簡単にできそうなことばかりが並んでいるように見えませんか?
自身をつける秘訣は、まず今の自分をよく理解し、少しずつ前に進み、昨日の自分より進化したことを実感することです。新しい自分に出会うために小さな一歩を踏み出してみましょう。
まとめ
自信をつけるためにすぐに出来る5つのこと
・自分の弱さを知ろう
・比較をやめよう
・言い訳はやめよう
・一つでいいから続けてみよう
・前を見て歩こう
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