お子さんを持つ親なら誰しも子供に対してイライラしてしまう時ってありますよね。
ついつい子供にイライラしてしまって後から反省するのは、すべての親が経験している事でしょう。今回は子供にイライラしてしまう時の対処法をいくつかご紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね。
子供にイライラしてしまう時の5つの対処法
自分の気持ちを子供に伝える
子供にイライラしているからと言って、きつい言葉で叱るのは子供にとっては理不尽な話です。
例えば子供が悪い事をした場合、2度目3度目なら怒るのも仕方がないかもしれませんが、初めての場合は子供には何が悪いのかがわからない場合がほとんどでしょう。そんな気持ちのままただ母親に怒られても、一体何がどうして悪いのかわからないくまた同じことを繰り返すだけです。
子供の行動に対して注意をしなければいけない場合は、なぜそれがいけない事なのか?をきちんと教えた上で、「だからお母さんは怒っているのよ」と自分の気持ちを伝えましょう。イライラしている時に冷静になるのは難しいかもしれませんが、頭ごなしに怒鳴ったところで気持ちは伝わらないという事を覚えておきましょうね。
いつまでも引きずらない
子供は怒っていてもその5秒後にはもう笑ってるなんて事がありますが、大人のイライラはすぐには収まりませんよね。
子供にイライラしている時の一番恐ろしい点は、いつになったら冷静な気持ちが取り戻せるのかがハッキリとわからない所でもあります。しかし自分でその境界線を作る事で、感情がコントロールされやすくなります。
例えば子供が食べ遊びをしていつまでたってもご飯を食べ終わらない時にイライラした場合、「ママはあなたがいつまでもご飯を食べない事に怒ってるから、ちょっとお皿を洗いに行って気持ちを落ち着かせるわ」と言って席を立ちます。そして皿洗いで気持ちを落ち着かせたところでもう一度席に戻ります。この時点で食べ終わっていれば子供を誉めてあげて、食べ終わっていないなら子供のご飯を片付けてしまうのも良いですね。
この場合は「お皿洗い」が気持ちを落ち着かせる方法ですが、深呼吸や好きな物を食べたりする事でも構わないので、自分の気持ちを切り替える小道具を見つけておくと良いでしょう。
一旦その場を離れる
家に居る時に子供にイライラした場合は、子供の世話を夫や同居をしているなら祖父母に任せて、一旦自分はその場から離れてみましょう。これでは子育てを家族に丸投げしているように思われてしまいがちですが、自分が怒っている場にいなかった人間の方が子供に対して優しくできるので、上手く対処できるはずです。
子供にとっても、自分と一緒にいる人が入れ替わって目の前の様子が少しでも変わった方が、気分転換になり状況が和らぐ効果もあるようですね。もちろん逆の場合もあるでしょう。お父さんが子供に対してイライラしている場合は、一旦家の外に出てもらいお母さんが対処するようにするとうまくいきます。
物語に置き換える
子供は純粋なので、物語の出来事をすべて現実に起こり得る事だと思っています。日々子供に対してイライラする事を物語にして子供に語り聞かせるというのも、子供にイライラする時の対処法としては効果的ですよ。
例えば寝る時間になってもいつまでも寝ようとしない子供には、夜遅くまで起きていると鬼が来るというような物語を毎晩語り聞かせます。寝ようとしない時も決して怒ったり怒鳴ったりせず「○○ちゃんは寝ないとどうなっちゃったんだっけ?」と言えば、こどもはきっとおとなしく目をつぶるでしょう。
物語を作って話す時は、次の言葉を考えるのに脳がフル回転するので、イライラする余裕もなくなり、子供の方も物語をイメージするのに必死になり言葉を発する余裕がないために、言い合いになったりするのが避けられるというメリットもあるでしょう。
辛い結果を想像する
子供にイライラして怒った結果、子供が泣き疲れて寝てしまった姿を見たら、罪悪感を覚えるのが母親です。またイライラしたままで幼稚園や学校に送り出して、もしその日に子供が事故にあったなんて事になったらきっと後悔するでしょう。
自制心を持てないほどイライラする時は、そんな辛い状況を想像してみて下さい。子供を送り出すときに笑顔で送り出す事ができない時は、「もし今日限りでこの子に会えなくなったら」という事を想像すればきっとイライラした気持ちがスーッと消えて、笑顔で接する事ができますよ。
いかがでしたか?
いくら可愛くても、母親であれば誰だって子供にイライラする時はあります。
でも自分にだってそんな時期はあったはずですよね。
そうやってイライラした気持ちをぶつけあうのも、親子だから出来る事なので、イライラと上手く付き合う事ができるように、是非ご紹介した対処法を参考にしてみて下さいね。
まとめ
子供にイライラしてしまう時の5つの対処法
・自分の気持ちを子供に伝える
・いつまでも引きずらない
・一旦その場を離れる
・物語に置き換える
・辛い結果を想像する
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