人生のうちで誰でも一度は自暴自棄になった経験はありますよね。しかしそんな悪循環を繰り返す時期は、冷静に自分をコントロールすることが求められています。自暴自棄になっていると、いつとは違う言動を起こしやすくなるため、後で後悔することもありますよね。

ではなぜ私たちは自暴自棄になる時があるのでしょうか。しっかり自分自身を理解しておけば、最悪の状態を回避することが可能です。では自暴自棄になりそうになる5つの要因をまずは理解しておきましょう。こんな時は特に自分を大切に、正しい判断で行動することが重要ですよ。

自暴自棄になりそうになる５つの要因

辛いことが続く時　

 自暴自棄になってしまうのは自分の心理状態が安定しないサイン。本来ならば乗り越えられる状況も、心が弱くなっているとそれが重なりある日爆発してしまいます。辛いことが立て続けに起こった場合、なぜ自分だけがこんな思いをするのか？と全ての事に対して不公平を感じることがありますよね。そんな時期は自暴自棄になりやすい時です。

仕事での失敗や失恋、健康を崩すなど、悪いことは続けて起こりやすいもの。そんな時こそポジティブな思考が必要になりますよ。一つひとつの困難を時間をかけて乗り越えることで、さらに自信にもつながります。自分に訪れる困難は必ず解決できると信じましょう。

人よりも自分が劣っている時　

 自分は他の人よりもできる、とプライドや自信を持っている時にあっさり簡単に人に乗り越えられると自分自身に対して腹が立ちませんか。また周囲と自分を比較した時に、どれほど自分が劣っているかわかるととてもやる気をなくし、感情に振り回されて自暴自棄になる原因です。

頑張って達成したことが他の人はとても簡単にできる。そんな瞬間に自分の能力不足を感じ、自己評価を下げてしまう瞬間。はじめはがっかりしていても、そのうちそれが怒りへと変わってしまいます。感情に流れて行動をすると必ず後で後悔をしますよ。周囲との評価よりも自分が満足することが一番大切です。

自分のせいではない時　

 世の中には人のせいで自分が損をすることってありませんか。そんな不公平な時は自暴自棄になりやすいもの。責任感が少ない人ほど、困難な状況を人のせいにしがちです。例えば歩いている時に、横を通過した車が水たまりを走りその泥水が自分にかかってしまった時。まったく自分のせいではない無抵抗の瞬間があります。こんな時こそ、プラス思考になりセルフコントロールが必要になるのです。

運が悪かったと簡単にあきらめるか、汚れがついた服は洗濯すれば綺麗になると解決策を見つけるか。不公平な状況を改善するためには自分のプラス思考が大切ですよ。人のせいにする前に自分に落ち度がなかったどうかも判断しましょう。

失敗した時　

 失敗した時は誰でもへこんでしまいます。特に責任感が強い人や自信過剰の人は、自分が起こした過ちを認めることができません。失敗したと感じるのも完璧な自分の判断基準によるもの。このタイプの人は自暴自棄になることが多く、ミスをすることをとても嫌がります。

誰でも完璧な人間を夢見ていますが、実際にはありえないこと。失敗を繰り返すことでさらに学習して人間的にも成長できるのです。失敗は成功への近道。過ちを正す為に努力することが自分にとってとても価値のある事ですよ。自暴自棄になって行動をしてもそれは一時的に満足できるだけ。後で後悔しない為にも、失敗した時は冷静に対処することが大切です。

結果がでない時　

 努力をしてもその結果が出ない時は、頑張りたい気持ちと諦めようとする気持ちがぶつかり合い、自暴自棄になりやすくなっています。例えば試験勉強。一生懸命夜も寝ずに勉強したのに、試験に合格できなかった。自分の努力に見合う結果が出ない時は誰でも自暴自棄になってしまいます。

それは決して珍しいことでも変わったことでもなく、誰でも同じ。自暴自棄にならないようにするには、人生が停滞している時の過ごし方が大切なのです。結果が出るまでさらに努力を続けるか、もしくは方向を転換してみるか。どちらにせよ自分が納得できる判断をすることが大切です。結果よりも経過が重要であることを覚えておきましょうね。

いかがでしたか？

誰でも一度は自暴自棄になった経験があります。「どうにでもなれ」と思ってしまうのは自分の価値を見失い始めた証拠ですよ。満足する人生を送るには、時には自分の感情のコントロールをすることが必要になります。

目標を達成する時や努力が必要になる場合。他の誰でもなく自分以外に励ます人はいませんよ。自暴自棄になりやすい心理状況は人それぞれですが、自分が思ったように物事が進まないとどうしても不満が溜まってしまいます。それはごく普通の心理状態で、大切なことはそこからどうやって抜け出すかという点なのです。

まとめ

 自暴自棄になりそうになる５つの要因

・辛いことが続く時
・人よりも自分が劣っている時
・自分のせいではない時
・失敗した時
・結果がでない時

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