自尊心が低い人は決して少なくありません。昔と比べて現代社会に生きる若者の多くは自信がない、自尊心が低いという特徴があるとも言われていますし、何が原因で自尊心が低いのか、気になりますよね。
自尊心が低いと日頃から様々なことに対してのモチベーションが低下をしてしまったり、人付き合いに支障が出てしまったりと、色々な悪い影響に悩まされることになってしまいます。自尊心が低い原因さえわかれば、改善していける可能性も出て来るので、自尊心が低いと気にしている人は是非とも知りたいことでもありますよね。
そこで今回は自尊心が低い原因について注目をしていきたいと思います。何故自尊心が低いのか、原因として考えられるものを5つ紹介していこうと思うので、気になる人は是非チェックしていきましょう。
自尊心が低いのはなぜ?原因として考えられる5つのもの
常に誰かと自分を比べてみる
自尊心が低い原因として最も考えられる原因の一つが、常に誰かと自分を比べてしまっているというのが挙げられます。自尊心が低い人や自信がない人の特徴でも当てはまるのですが、常に誰かと自分を比べることによって、自分は下だと思い込み、自尊心が低い状態になってしまうと言えるのです。
そもそも誰かと比べるという行為は、自分に自信がない時にしてしまいがちな行為です。そのため、常に誰かと比べている人は、そもそも自分に自信がない状態で誰かと比べてしまい、自分はダメな人間なんだと思い込み、自ら確かめてしまうというわけなのです。
自尊心が低い原因として最も考えられるというのも、常にそういった自尊心が低くなってしまう行動をしているからこそなので、もし思い当たる人は誰かと自分を比べるのを出来るだけしないように心掛けていきましょう。そもそも自分と他人は生まれも育ちも生まれながらの能力も全てが違うので、公平に比べることなんて到底無理なことなのです。
成功したこと、上手くいったことに対して自分を褒めていない
自尊心が低い原因には、自分を褒めていないというものも挙げられます。自分の頑張りというのは、意外と人には気付いてもらえないものですよね。気付かれると思っていたことを気付かれず、ショックを受けてしまったという経験がある人も少なくないと思います。
しかし、成功したことや上手くいったことは、他人に褒めてもらってこそのものではありません。他人に期待してばかりだと、その期待が裏切られてしまった時、ひどく落胆しますし、同時に自尊心が低い状態になってしまいます。自分のことを一番わかっている、気付いてあげられるのは自分だけなので、もし成功したことや上手くいったことがあった場合には、他人に期待をするのではなく、自分のことを褒めてあげましょう。
何かと「でも」「だって」と否定的なことを言う
自尊心が低い人は、「でも」「だって」という否定的な言葉を使う人が多いですよね。実はその否定的な言葉が自尊心が低い原因になっているため、気を付けなければならないのです。
何故「でも」「だって」という言葉が自尊心が低い原因になってしまうのか…それは、それらの否定的な言葉は自分、そして話をしている相手のことすらも否定をしてしまう恐ろしい言葉なのです。「でも」「だって」という言葉は、チャンスや可能性を一瞬で潰してしまうマイナスな言葉なので、それが口癖になってしまうと、自分にある可能性を遮断してしまい、どんどん何も出来ない、マイナスな自分を作り上げていってしまうのです。それが結果的に自尊心が低い自分を作り上げてしまう原因になっているというわけですね。
さらに、話をしている相手に対しても「でも」「だって」と使ってしまえば、相手も嫌な気持ちになり、次第に相手をするのをやめよう、という諦めの気持ちが出てしまいます。人間関係が悪い方向に進んでいってしまうので、その影響でより自分は人間関係すら上手く築けない人間なんだ…と更なる自尊心の低下を招いてしまうのです。
周囲の人間からよく馬鹿にされている
自尊心が低い原因は、全て自分自身が原因であるとは言えません。周囲の人間からよく馬鹿にされているならば、自然とそういった雰囲気や言葉、周囲の表情などが自分の自尊心を傷つけていき、自尊心が低い原因を作り上げてしまうのです。
なかなか環境や人間関係を改善していくのは難しいものですが、もし馬鹿にされていたり、いじられたりしていく中で、きつい、しんどい、と少しでも思うのであれば、そっとそこから距離を置いてみましょう。また、勇気を出して自分の気持ちを口に出してみたり、信頼できる相手に相談をしてみるようにしましょう。
意外と他人からの冗談は、自分の中で冗談と受け取っていても、それが積み重なれば「自分はそういう人間なのかもしれない」という考えが生まれてしまい、自尊心がどんどん低くなってしまうことに繋がるのです。
自分はダメな人間なんだ、と思い込んでいる
自尊心が低い原因には、自分がダメな人間なんだと思いこんでいるというものもあります。周囲に自尊心が低い人がいる場合や、自分自身が自尊心が低いと自覚がある人は、常に自分はダメな人間なんだ…と思い込んでいる様子に心当たりはありませんか?自尊心が低い人は、自部はダメな人間なんだと思い込むことによって、一種の安堵感を得ています。ダメだからこそ、何をしても失敗してもいい、失敗をする可能性が高い、頑張りたいけど頑張れない…それは言い換えれば一種の逃げ道になってしまっていると言えるのです。
自分をダメなんだと思いこむのは簡単ですが、自尊心が低い原因になり続けてしまうため、自分にも出来るはず、という考えに変えていきましょう。今まで持っている考えを持ち続けるのは簡単ですが、それによって自尊心が低くなってしまうと、様々なことに支障が出たり、損をしてしまいます。それはとても勿体無いことなので、自分はダメな人間なんだと、マイナスに思い込まないように意識していきましょう。
いかがでしたか。
自尊心が低いのはなぜなのか、その原因について5つのものを紹介してきました。自尊心が低いのは自分の思い込みや考え方が原因の場合もありますが、周囲の影響というものもあります。自尊心が低い人はいくつも原因が重なっている可能性が考えられるので、まずは一つずつ原因と向き合い、改善していくように頑張っていきましょう。
まとめ
自尊心が低いのはなぜ?原因として考えられる5つのもの
・常に誰かと自分を比べてみる
・成功したこと、上手くいったことに対して自分を褒めていない
・何かと「でも」「だって」と否定的なことを言う
・周囲の人間からよく馬鹿にされている
・自分はダメな人間なんだ、と思い込んでいる
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