本当に色んな言葉が次々と登場する昨今。「好き避け」という言葉をご存知でしょうか?特に女性に多いのですが「好きになってしまった人をあえて避けてしまう行動」これが好き避けです。恥ずかしさの裏返しと言ってよいでしょう。子供の頃であれば好きな女の子に意地悪をする男の子。
そんな現象に近いものと言えるでしょう。さて、あなたは学校や職場で好き避けされていると感じたことはありませんか?もし、こんな状況があなたの身の回りに起こっていたらそれは好き避けのサインかもしれません。
好き避けを職場でされている?と感じる5つの時
無表情やちょっと挙動不審な態度
職場で仕事の依頼をしてくる時に、全く表情を変えずに「お願いします」と言われたり、あるいは目線を合わさずに頼まれたりした経験はありませんか?さらにエスカレートしてくると不機嫌そうな態度をとってくるようなこともあります。これは好き避けのサインの表れです。もっとも、本当に嫌いでさっさとその場を去りたいだけという「嫌い避け」の場合もありますが、そういう人は前から変わらずそういう態度を取り続けているでしょうし、感覚的に「自分のことを嫌っているな」というのは誰しも分かるものです。
むしろ今まで普通に接していた人が、上記のような態度に急変した時がサインの表れです。それは相手が自分を異性として意識してしまった。でも職場で誰かに知られるのは嫌だ。だからこそ必死に隠そうとしている可能性があるということです。
他の異性との接し方が違う
他の異性とは普通に、むしろ楽しそうに話をしているのに、自分の時だけは全く雰囲気が変わる。普通に話しかけてくるならまだしも、話しかけてくることすらしない。これも好き避けの傾向が考えられます。
好きな人の前になればなるほど、自分をさらけ出せない。嫌われたくないから必死で自分を隠したくなる。だからボロが出ないように近づかない。こんな形で好き避けに繋がっていきます。男性の場合だと逆にいいところを見せようと無理に張り切ってみたり、いい格好をしてみたりということもあるでしょうが、女性の場合は間逆な傾向に出やすいのです。
返信がない
今まで普通に職場の仲間という感覚でメールやSNSでやり取りをしていたのに、突然返信が来なくなったり、あるいはかなり遅れて返信が届いてみたものの、しかし中身は他愛もない内容でそんなに時間がかかるものとは思えなかったり。
こんな時に考えられるのも「好き避け」なのです。相手を意識してしまうと、今までのようにスラスラと言葉が出てこなくなり、「書いては消して、書いては消して」を繰り返し、結局当り障りのない言葉で完結に終わらせてしまうのです。好きとは感付かれたくない、でも嫌われたくない。スマホやケータイの向こう側でこんな逡巡を繰り返しているのです。
視線を感じる
直接話す時はそっけない態度をとっているにも関わらず、席が離れている相手の方に何気なく目をやるとこちらをそれとなく見ていたりします。もちろんこちらの視線に気づけばすぐ目を逸らしてしまうでしょうが。
これも「好き避け」の傾向大です。気になっているからついつい見てしまう。でも見ていることは誰にも気づかれたくない。特に意中の相手には…でも意識下にある以上どうしても視線は自然とそちらに向かっていきます。「目は口ほどにモノを言う」とはよく言ったものですね。
小さな変化
自分ではなかなか認めたがらない「好き避けさん」ですが、もはや恋する乙女です。職場に来るときの雰囲気や、服装、髪型などがどこかが少しずつ変わっていきます。本当に小さな変化かもしれませんが、これは変化に気づいて欲しいというサインの表れです。
そして、ただ変化していくというよりも、どことなく相手好みの雰囲気になっていきます。好かれたいから必然的にそうなるのです。言葉に出せない気持ちがこういう部分に出てくるのですね。
いかがでしたか?
好き避けの雰囲気や傾向はご理解いただけたでしょうか?根は真面目で性格はいい、しかし引っ込み思案で、恋愛に関してはどちらかというと受け身の経験が多い。それだけに自ら攻めることで傷つくのが怖い。怖すぎて、隠したくて、結果的に本来の気持ちとは裏腹な行動に出てしまう、それが好き避けにつながるのです。
職場や学校において、もし好き避けのサインを感じ取ったらいかがでしょうか?そしてあなたがその相手に好意を持っているならばやんわりと受け取ってあげましょう。少し先回りして声をかけてあげるとかそんなことでいいのです。
その場ではギクシャクするかもしれませんが、相手は天にも昇るような気持ちになっているはずです。好き避けに気づくことはなかなか大変です。嫌い避けの可能性だってありますから。でも「気づきは」大事なことなのです。
まとめ
好き避けを職場でされている?と感じる5つの時
・無表情やちょっと挙動不審な態度
・他の異性との接し方が違う
・返信がない
・視線を感じる
・小さな変化
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