歳を取ったせいなのか…なかなか暗記ができないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
覚えようとすればする程逆効果となる場合が多い暗記ですが、勉強や仕事をするうえで暗記をする機会は必ず訪れるでしょう。そんな時に暗記のコツを押さえておくと非常に便利ですよね。
今回は手軽で簡単に出来る暗記のコツをご紹介したいと思いますので、是非参考にしてみて下さいね。
暗記のコツでお勧めしたい7つのこと
暗記の基本
暗記をするには記憶を定着させる必要がありますよね。その為に効果的なのが「音読」です。
暗記をするための音読の基本は、ゆっくりと3回声に出して言ってから、早めに3回声に出して言うという作業になります。まず最初にゆっくりと落ち着いて声に出す事で、正確な信号を脳に送ります。その上で早口でリピートする事で、脳を活性化させて記憶を定着するというメカニズムが暗記の基本となるでしょう。
関連付けて暗記する
ただ単に暗記をする言葉だけを覚えようとすると、暗記しなければいけないと思えば思う程できませんよね。そんな時は暗記する言葉に関連する状況を思い浮かべながら暗記するのがコツです。
例えば年号だったら、数字と出来事だけではなくその時代の流れを把握する事で記憶に残りやすくなりますね。英単語の場合も、単語そのものではなく英作文で覚えた方が効率が上がります。またパソコンやスマホを使って暗記したい言葉を画像検索してみるという方法も、そのインパクトが記憶に残りやすいですね。
書き写さない暗記法
暗記する事をノートに書き写すとそれだけで覚えた気になりますが、実はそれほど学習効果は無いようです。書き写している時は頭を使っていない事が多いので、全く無駄とは言い切れませんが、暗記のコツかと言われるとそうではありません。
暗記するためには「書き写す」のではなく「書き込む」方が効果的です。暗記をする事が書かれているプリントや参考書などをコピーしてどんどん書き込んでいく事で暗記の効率が上がります。書き込みをする時は、頭で考えてから文章で書くので、記憶として定着しやすいでしょう。
シャッター暗記法
暗記したい事柄をジッと見たり読んだりして頭の中で「理解」できたら、カメラのシャッターを切るように一旦目をつぶって「よし!覚えた!」と言い聞かせた後に目を開けて暗記した事を思いだしてみましょう。
一度視界を遮断する事で、それまで見ていた事柄が記憶しやすくなる傾向があります。これを暗記に応用したコツですね。もちろん1回で暗記できない事もあるので、定着するまで繰り返してみましょう。
筋肉を動かしながら暗記する
暗記をする時は机に向かってひたすら暗記しようとする方が多いと思いますが、これは決して暗記のコツとは言えません。実は身体を動かしながら覚えたい事を声に出して暗記をすると、脳に刺激がいって効率アップにつながります。これは「シンクロ・マッスル学習」と言って、効果が実証されている暗記のコツです。
体を動かすと言っても激しい運動をする必要はありません。部屋の中を歩き回ったり、軽くスクワットしながらでも効果はありますよ。
逆立ち暗記法
逆立ちをする事によって脳内の血流が一気に活性化するので、短時間で暗記の効率が上がります。
まずは深呼吸を3回程してから逆立ちをします。この場合の逆立ちは、両手ではなく頭で体を支える逆立ちにします。その時に目の前に暗記をする教材を逆さまに立てておくと良いでしょう。逆立ちをしたら集中しながら教材を音読します。
翌日テストなのに何も覚えていない!という時に使える暗記のコツですよ。
爪を押しながら暗記する
脳と指先は直結しているので、指先に刺激を与える事で頭の回転が上がり暗記しやすい状態になります。
暗記したい事を小声で唱えながら指の爪を、親指から小指に向かって押していきます。少し痛みを感じるくらいギュッと押すのがポイントですよ。
また利き手ではない方の手を絶えず動かす事で、右脳と左脳の両方が活性化されて暗記の効率も上がるようです。暗記をする時に意識しながら利き手ではない方の手の指先で机をトントンと叩くだけで良いので簡単ですね。
いかがでしたか?
暗記のコツはどれもこれも手軽で簡単に出来る方法ばかりです。色々試してみて自分に一番合っているコツを見つける事ができれば、この先ずっと安心ですよね。
勉強と時だけではなく、人の名前や仕事のフローを覚えたりする時には是非ご紹介した方法を参考にしてみて下さいね。
まとめ
暗記のコツでお勧めしたい7つのこと
・暗記の基本
・関連付けて暗記する
・書き写さない暗記法
・シャッター暗記法
・筋肉を動かしながら暗記する
・立ち暗記法
・爪を押しながら暗記する
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