不安を解消するために効果的な5つの方法

メンタルケア

不安を解消するために効果的な5つの方法

募る。色々な要因がありますよね。将来のこと、仕事のこと、お金のこと、異性のこと、天災のことなどなど。物理的に解消できるのであればそれが一番です。でも、なかなかそうはいかないことが多いのも事実です。

また物理的なことではなく、緊張やあがり症などの精神的不安に襲われることもあるでしょう。

そういう時には、少しでも心の不安を解消しながら、原因となる不安要素に目を向けていけるようにしていくしかありません。心が不安なままだと、真正面から原因と相対することはできません。

そこで、不安を解消するためのおまじないとも言えるような方法をあげてみたいと思います。



 

 不安を解消するために効果的な5つの方法

 

その1 心を休める

 ただでさえ不安に侵され続けて、心はかなり疲れた状態にあるはずです。休める時にはしっかり心を休めましょう。ただし、何もせずにゴロゴロしていると、不思議なもので不安感というのは募ってきます。

やることがないとどうしても頭が勝手に働いてしまうのです。ですから体を動かしたり、街へ出たりして、余計なことを考える余地をなくしてしまうことが一番です。

好きなことに集中したり熱中したりしている時は、他のことなんて考えている暇はありませんから。

 

その2 不安を認める

 不安感を抱いていても、それを認めていない、受け入れていない自分がいたりしませんか?自分はそんな弱い人間ではない、そんな風に考えていませんか?いっそ認めてしまいましょう。自分は不安を感じる弱い人間であると。

そう認めてしまうことで、いい意味での開き直りができます。結果なんて後からついてくるものですから、不安を隠しながら挑むよりも、失敗したってたいしたことではないと思えるようになれればしめたものです。ケ・セラ・セラ(なるようになる)の精神です。

余談ですが、不安を不安として受け止め、それを変に解消しようとせずにありのまま行動することを、とある療法では「恐怖突入」と呼んでいるそうです。

 

 その3 不安を記録する

 その時感じていた不安も、翌朝になると忘れていたりします。そのまま忘れてしまえるのが一番よいのですが、ある瞬間突然同じ不安にかられてしまう可能性は高いです。

そのために不安を感じたら、都度メモしておくのも不安解消への一つの方法です。単に不安だったことを書き留めるだけでなく、いつどのような状況で不安を感じたのかも合わせて書いておくとよいでしょう。

そうすると、自分に起こる不安のパターンが掴めてくるようになり、対処しやすくなってきます。さらにメモをまとめてみることで、自分の不安要素は何なのかという、本当の原因が見えてくることもあるでしょう。

その4 計画的に動いてみる

 直接不安の原因を解消するところまでは考えなくてもよいのです。ある不安を抱えてしまったとしましょう。でも、それは裏を返せば「こうすればいんじゃないかな?」と考えるためのサインだとも言えるのです。

不安の根本的原因が10段先にあるとすれば、1段ずつ階段を登っていけばよいのです。そして、やみくもに登るのではなく、計画的にできることを決めながら慎重に登っていくのです。

例えば「お金がない。将来が不安だ。」という悩みであれば、少しずつでいいから「貯金をする」という計画を実行してみましょう。自分が「貯金できる人間である」と確信できたところで、次の段階へ進みます。資格を取って会社の収入アップでもいいですし、いらないものをオークショなどで捌くという副業に挑戦するのもよいでしょう。

計画的に動いてみて、1つずつ成果を得ていくことで、不安が自信に変わってきます。

 

その5 誰かに話してみる

 結局のところ、不安でいる時は大抵一人なのです。誰にも話すことなく自分の脳内で延々と答えの出ない会話を続けているのです。ですから、親でも友人でも誰でも構いません。自分が信頼できると思った人にその悩みを話してみるという方法もあります。

ただし、話をしてみてもなかなか理解が得られないということもあります。そうなってしまった時のショックはとてつもなく大きなものになってしまう可能性もありますが、逆にスカッと目が覚めることもあります。危険と解消が表裏一体ではありますが、何もしないままではいつまでも変わりませんので、思い切ることも必要です。

どうしても不安が上回ってしまうというのであれば、専門のカウンセラーに話してみるのもありだと思います。第三者という立場で冷静に話しやすく聞いてもらえますので、案外自分が気づいていなかった本音が見えてくることもありますよ。

 

いかがでしたか?

少しでも心の不安解消に役立てば幸いです。人は生きている限り不安と隣合わせであり、また不安があるからこそ克服しようと前へ進めます。何の不安も感じないというのはそれこそ「生きていない」のと何ら変わりありません。

一番大切なことは自分にとっての不安が何であるのかをできるだけ理解し、その不安を自在にコントロールしながら上手く付き合うということです。

そのために他人や医師などの力を借りることは、決して恥ずかしいことではありません。必要に応じて、精神科医や心療内科を頼ってみましょう。

 

まとめ

 不安を解消するために効果的な5つの方法

その1 心を休める 
その2 不安を認める 
その3 不安を記録する 
その4 計画的に動いてみる 
その5 誰かに話してみる


ブックマーク Twitter Facebook でこの記事をみんなに知らせよう!

タイトルとURLをコピーしました